IchigoJamとの出会いと導入のきっかけ
一人一人にものづくりの楽しさを味わわせたいというのがきっかけです。
すべての生徒がプログラミングを簡単に体験できる教材を求め、私自身が様々な教材やテキストのサンプルに触れ、興味深いものは実際に購入し使用してきました。その時、偶然見つけたのがIchigoJamでした。
小さくかさばらない筐体と、決して多機能とは言えない単純な構造が授業ではとても使いやすいのではと考え、衝動買いしたのがきっかけです。
購入当時は、IchigoJam自体が珍しく、学校用教材としてはまだ広く認知されていないのが現状でした。
そのため、プログラミングができる環境整備やテキストの準備には多少苦労はしたものの、「目新しさ」と「ちょっとした不便さ」に面白さを感じ、IchigoJamを使ったプログラミングに私自身が興味を抱くようになりました。
その後、IchigoJamの公式サイトから“はじめのいっぽ”というプリントがダウンロードできるようになり、それを見せながら生徒に使用させたところ、思いのほか生徒の反応が良く、授業で実際に使えるという感触を得ました。
生徒の個々の能力に合わせ、プログラム内容を変えると全員が画面に集中し、時には近くの生徒同士で教え合う姿も見られ、教材として非常に価値の高いものであると確信しました。
写真:中学1年生がプログラミングをしている様子