コマンド | 解説 | 例 |
LED / エル・イー・ディー | 数が1ならLEDが光り、0なら消える | LED 1 |
WAIT / ウェイト | 数1の数だけ待つ(60で1秒)。マイナスの数を指定すると走査線分で待つ(-261でWAIT1と同じ時間)。省略できる数2に0を指定すると画面表示を止め低電力化して待つ。 | WAIT 60 |
: / コロン | コマンドを後ろに続けて書くときの区切り記号 | WAIT 60:LED 1 |
1 / ワン | 1. 数は-32768から32767まで表記できる。 2. 行頭の1〜32767で指定された数は行番号として、コマンドと合わせて記録する。コマンドを省略するとその行を削除(16385以上は指定しないと表示しない) | 10 LED1 |
RUN / ラン | プログラムを実行する [F5] | RUN |
LIST / リスト | プログラムを表示する [F4] (行番号1で1行表示、行番号1がマイナスでその行まで表示、行番号2指定でその行まで表示、行番号2が0の時終わりまで表示、ESCで途中停止) | LIST 10,300 |
GOTO / ゴートゥー | 指定した行番号へ飛ぶ(式も指定可能) | GOTO 10 |
END / エンド | プログラムを終了する | END |
IF / イフ | 数が0でなければコマンド1を実行し、0であればコマンド2を実行する (THEN,ELSE以降は省略可) | IF BTN() END |
THEN / ゼン | 数が0でなければコマンド1を実行し、0であればコマンド2を実行する (THEN,ELSE以降は省略可) | IF BTN() THEN END |
ELSE / エルス | 数が0でなければコマンド1を実行し、0であればコマンド2を実行する (THEN,ELSE以降は省略可) | IF BTN() END ELSE CONT |
BTN / ボタン | ボタンが押されていれば1、そうでないとき0を返す(数:0(付属ボタン)/UP/DOWN/RIGHT/LEFT/SPACE/X(88)、省略で0、-1でビットパターンで返す) | LED BTN() |
NEW / ニュー | プログラムを全部消す | NEW |
PRINT / プリント | 数や文字列を表示する (文字列は"で囲む、";" で連結できる) | PRINT "HI!";15 |
? / クエスション | 数や文字列を表示する (文字列は"で囲む、";" で連結できる) | ?"HI!";15 |
LOCATE / ロケート | 次に文字を書く位置を横、縦の順に指定する(左上が0,0、縦=-1で無表示)。数1のみでX*Y+32指定。数3が0でなければ指定した場所にカーソルを表示する。 | LOCATE 3,3 |
LC / ロケート | 次に文字を書く位置を横、縦の順に指定する(左上が0,0、縦=-1で無表示)。数1のみでX*Y+32指定。数3が0でなければ指定した場所にカーソルを表示する。 | LC 3,3 |
CLS / クリア・スクリーン | 画面を全部消す | CLS |
RND / ランダム | 0から数未満のでたらめな整数を返す | PRINT RND(6) |
SAVE / セーブ | プログラムを保存する(0〜3の4つ、100-227 外付けEEPROM、省略で前回使用した数) ボタンを押した状態で起動すると0番を読み込み自動実行 | SAVE 1 |
LOAD / ロード | プログラムを読み出す(0〜3の4つ、100-227 外付けEEPROM、省略で前回使用した数) | LOAD |
FILES / ファイルズ | 数1(省略可)〜数2のプログラム一覧を表示する(EEPROM内ファイル表示に対応、0指定ですべて表示、ESCで途中停止) | FILES |
BEEP / ビープ | 単音を鳴らす 周期(0-32767)と長さ(1/60秒単位)は省略可 ※SOUND(EX2)-GNDに圧電サウンダーなどの接続が必要 | BEEP |
PLAY / プレイ | MML、記述した音楽を鳴らす。省略で音停止 ※SOUND(EX2)-GNDに圧電サウンダーなどの接続が必要 (MML、CDEFGAB:ドレミファソラシ、R:休符、.:音や休符を1.5倍伸ばす、T120:テンポ、O4:オクターブ(1-6)、N10:単音、<:オクターブ上げる、>:オクターブ下げる、$:繰り返し、':以後鳴らさない) | PLAY "$CDE2CDE2" |
TEMPO / テンポ | 再生中の音楽のテンポを変更する | TEMPO 1200 |
+ / プラス | 足し算する | PRINT 1+1 |
- / マイナス | 1. 引き算する 2. 後に続く数をマイナスにする | PRINT 2-1 |
* / アスタリスク | 掛け算する | PRINT 7*8 |
/ / スラッシュ | 割り算する(小数点以下は切り捨て) | PRINT 9/3 |
% / パーセント | 割り算した余りを返す | PRINT 10%3 |
() / ブラケット | カッコ内の式を優先して計算する | PRINT 1+(1*2) |
LET / レット | 数をアルファベット1文字の変数や配列の値として記憶する(配列へ連続代入可能 LET[0],1,2) | LET A,1 |
= / イコール | 1. 数をアルファベット1文字の変数や配列の値として記憶する。 2. 式として使うと==と同じ機能となる | A=1 |
INPUT / インプット | キーボードやUARTからの入力で数値を変数にいれる(文字列とコンマは省略可) | INPUT "ANS?",A |
TICK / ティック | CLTからの時間を返す(1/60秒で1進む) *数に1指定で1/(60*261)秒で1進む時間 | PRINT TICK() |
CLT / クリア・ティック | TICK()のカウントをリセットする | CLT |
INKEY / インキー | キーボードやUARTから1文字入力する(入力がない時は0、UARTから0が入力された時は#100) | PRINT INKEY() |
LEFT / レフト | 28を返す。INKEYのキーコードの判定や、SCROLLに使う | IF INKEY()=LEFT LED1 |
RIGHT / ライト | 29を返す。INKEYのキーコードの判定や、SCROLLに使う | IF INKEY()=RIGHT LED1 |
UP / アップ | 30を返す。INKEYのキーコードの判定や、SCROLLに使う | IF INKEY()=UP LED1 |
DOWN / ダウン | 31を返す。INKEYのキーコードの判定や、SCROLLに使う | IF INKEY()=DOWN LED1 |
SPACE / スペース | 32を返す。INKEYのキーコードの判定に使う | IF INKEY()=SPACE LED1 |
CHR / キャラクター | PRINT内で、文字コードに対応する文字を返す(コンマ区切りで連続表記可) | PRINT CHR$(65) |
ASC / アスキー | 文字に対する文字コードを返す | PRINT ASC("A") |
SCROLL / スクロール | 指定した方向に1キャラ分スクロールする(0/UP:上、1/RIGHT:右、2/DOWN:下、3/LEFT:左) | SCROLL 2 |
SCR / スクリーン | 画面上の指定した位置に書かれた文字コードを返す(指定なしで現在位置) | PRINT SCR(0,0) |
VPEEK / ブイ・ピーク | 画面上の指定した位置に書かれた文字コードを返す(指定なしで現在位置) | PRINT VPEEK(0,0) |
== / イコール・イコール | 比較して等しい時に1、それ以外で0を返す。 | IF A==B LED 1 |
!= / ノット・イコール・トゥー | 比較して等しくない時に1、それ以外で0を返す | IF A!=B LED 1 |
<> / レス・アンド・グレーター・ザン | 比較して等しくない時に1、それ以外で0を返す | IF A<>B LED 1 |
<= / レス・ザン・オア・イコール・トゥー | 比較して以下の時に1、それ以外で0を返す | IF A<=B LED 1 |
< / レス・ザン | 比較して未満の時に1、それ以外で0を返す | IF A<B LED 1 |
>= / グレーター・ザン・オア・イコール・トゥー | 比較して以上の時に1、それ以外で0を返す | IF A>=B LED 1 |
> / グレーター・ザン | 比較してより大きい時に1、それ以外で0を返す | IF A>B LED 1 |
AND / アンド | どちらの式も1の時に1、それ以外で0を返す | IF A=1 AND B=1 LED 1 |
&& / アンド | どちらの式も1の時に1、それ以外で0を返す | IF A=1 && B=1 LED 1 |
OR / オア | どちらかの式が1の時に1、それ以外で0を返す | IF A=1 OR B=1 LED 1 |
|| / オア | どちらかの式が1の時に1、それ以外で0を返す | IF A=1 || B=1 LED 1 |
NOT / ノット | 式が0の時に1、それ以外で0を返す | IF NOT A=1 LED 1 |
! / ノット | 式が0の時に1、それ以外で0を返す | IF !(A=1) LED 1 |
REM / リマーク | これ以降のコマンドを実行しない(コメント機能) | REM START |
' / シングル・クォート | これ以降のコマンドを実行しない(コメント機能) | START |
FOR / フォー | 変数に数1をいれ、数2になるまで数3ずつ増やしながらNEXTまでをくりかえす (STEPは省略可、6段まで) | FOR I=0 TO 10:?I:NEXT |
TO / トゥー | 変数に数1をいれ、数2になるまで数3ずつ増やしながらNEXTまでをくりかえす (STEP省略時は数3は1、6段まで) | FOR I=0 TO 10:?I:NEXT |
STEP / ステップ | 変数に数1をいれ、数2になるまで数3ずつ増やしながらNEXTまでをくりかえす (STEPは省略可、6段まで) | FOR I=0 TO 10:?I:NEXT |
NEXT / ネクスト | 変数に数1をいれ、数2になるまで数3ずつ増やしながらNEXTまでをくりかえす (STEPは省略可、6段まで) | FOR I=0 TO 10:?I:NEXT |
POS / ポジション | カーソル位置を返す(数、省略時または0:X+Y*幅、1:X座標、2:Y座標) *ver1.4以上 | ?POS(0),POS(1) |
DRAW / ドロー | 数1,数2の座標から数3,数4の座標へ線を引く(座標は最大63x47)、数5に0指定で線を消し、2指定で反転する、省略時と1指定で線を引く *ver1.4以上 | DRAW 1,5,10,15 |
POINT / ポイント | 数1,数2の座標にDRAWで描かれた点または文字があるときに1、そうでないとき0を返す *ver1.4以上 | ?POINT(1,5) |
OUT / アウト | 外部出力OUT1-11に0または1を出力する 数2を省略でまとめて出力できる(数2に-1指定でINへ切り替え、-2指定でプルアップ付きINへ切り替え ※IN3は除く) | OUT 1,1 |
IN / イン | IN1-11から入力する(0または1) 数を省略してまとめて入力できる (IN1-4,9はプルアップ、IN5-8,10-11はOUTで切り替え時使用可能、IN9はボタン) | LET A,IN(1) |
ANA / アナログ | 外部入力の電圧(0V-3.3V)を0-1023の数値で返す(2:IN2、5-8:IN5-8(OUT1-4)、0,9:BTN、省略で0) | ?ANA() |
PWM / ピー・ダブリュー・エム | 外部出力OUT2-5に数2で0.01msec単位で指定するパルスを出力する(0-2000、周期20msec)、数3で周期を指定(省略時2000=20msec、マイナス値指定で周期1/480) | PWM 2,100 |
CLV / クリア・バリアブル | 変数、配列を全部0にする | CLV |
CLEAR / クリア | 変数、配列を全部0にする | CLEAR |
CLK / クリア・キー | キーバッファとキーの状態をクリアする | CLK |
CLO / クリア・アウトプット | 入出力ピンを初期状態に戻す | CLO |
ABS / アブソリュート | 絶対値を返す(マイナスはプラスになる) | ?ABS(-2) |
[] / アレイ | 配列([0]から[101]までの102コの連続した変数として使える) LET[0],1,2,3で連続代入可能 | [3]=1 |
GOSUB / ゴーサブ | 戻り先をスタックに積み、数または式で指定した行番号に飛ぶ(ネストは30段まで) | GOSUB 100 |
GSB / ゴーサブ | 戻り先をスタックに積み、数または式で指定した行番号に飛ぶ(ネストは30段まで) | GSB 100 |
RETURN / リターン | GOSUB/GSBの呼び出し元へ戻る | RETURN |
RTN / リターン | GOSUB/GSBの呼び出し元へ戻る | RTN |
DEC / デシ | PRINT内で、数を文字列にする(2番目の数は桁数、省略可) | ?DEC$(99,3) |
# / ハッシュ | 16進数で数を表記する *この後THENを省略しA〜Fで始まるコマンドを使う場合 : で区切る | #FF |
HEX / ヘックス | PRINT内で、数を16進数の文字列にする(2番目の数は桁数、省略可) | ?HEX$(255,2) |
` / バック・クォート | 2進数で数を表記する | `1010 |
BIN / バイナリー | PRINT内で、数を2進数の文字列にする(2番目の数は桁数、省略可) | ?BIN$(255,8) |
& / アンパサンド | 論理積(ビット演算) | ?3&1 |
| / パイプ | 論理和(ビット演算) | ?3|1 |
^ / ハット | 排他的論理和(ビット演算) | ?A^1 |
>> / シフト・ライト | 右シフトする(ビット演算) | ?A>>1 |
<< / シフト・レフト | 左シフトする(ビット演算) | ?A<<1 |
~ / チルダ | ビット反転(ビット演算) | ?~A |
COS / コサイン | 指定された数を角度の度数としてコサインの値の256倍を返す *ver1.4以上 | ?COS(90) |
SIN / サイン | 指定された数を角度の度数としてサインの値の256倍を返す *ver1.4以上 | ?SIN(90) |
STOP / ストップ | プログラムを中断する | STOP |
CONT / コンティニュー | 実行中の行や、中断した行を再度実行する | CONT |
SOUND / サウンド | 音が再生中なら1、そうで無いとき0をを返す | ?SOUND() |
FREE / フリー | プログラムの残りメモリ数を返す | ?FREE() |
VER / バージョン | IchigoJam BASICのバージョン番号を返す | ?VER() |
RENUM / リナンバー | プログラムの行番号を数1(省略時は10)から数2(省略時は10)刻みにする。GOTO/GOSUBの飛び先は手で変更必要な場合がある | RENUM |
LRUN / ロードラン | プログラムを読み込み後、実行する | LRUN 1 |
FILE / ファイル | 最後にプログラムを読み込み、書き込み行った数を返す | ?FILE() |
LINE / ライン | 現在実行中の行番号を返す(非実行時は0) | ?LINE() |
SRND / エス・ランダム | 種を指定して乱数を初期化する | SRND 0 |
HELP / ヘルプ | メモリマップを表示する | HELP |
PEEK / ピーク | メモリ読み出し(キャラクターパターン0-#7FFなど) | ?PEEK(#700) |
POKE / ポーク | メモリへの書き込み(連続書き込み可能 POKE#700,1,2,3) | POKE #700,#FF |
COPY / コピー | メモリコピー 数1のアドレスへ数2のアドレスから数3の長さ分コピー(数3マイナスでコピー方向が逆になる) | COPY #900,0,256 |
CLP / クリア・パターン | キャラクターパターン(#700-#7FF)を初期化する | CLP |
" / ダブル・クォート | 文字列の先頭アドレスを返す | A="ABC" |
STR / ストリング | PRINT内で、文字列を返す(数2(省略可)で長さ指定) | PRINT STR$(A) |
LEN / レングス | 文字列の長さを返す | PRINT LEN("ABC") |
@ / アット・マーク | 行の先頭に書くとラベルとなり、行番号の代わりとして使える(GOTO @LOOPなど) ※前方一致 | @LOOP |
VIDEO / ビデオ | 画面表示非表示を切り替える 0で画面表示を停止し処理高速化 (F8で表示)、省略可能な数2でVIDEO0時CPUクロックを1/数2に変更し省電力化、数1が2の倍数で白黒反転、数1が3以上で拡大モード | VIDEO 0 |
RESET / リセット | IchigoJamをリセットする | RESET |
SLEEP / スリープ | プログラムを休止する (ボタンを押すと起動し、LRUN0を実行する) | SLEEP |
UART / ユー・アート | 数1:シリアル出力設定(0:オフ、1:PRINTのみ、2:PRINT/LC/CLS/SCROLL、3:PRINTのみ/改行コード\r\n、+4で入力エコーバック、+8で画面表示OFF、初期値:2)、数2:シリアル受信設定(0:オフ、1:オン、+2:ESC無効、+4:CR変換(13→10) 省略時1) | UART 0 |
BPS / ビー・ピー・エス | シリアル通信速度を変更する(0で初期値の115,200bps、-1:57600bps、-2:38400bps、-100以下指定で指定した数の-100倍bpsに指定、-2304:230400bps)。数2でI2Cの通信速度設定(単位kHz、0:デフォルト400kHz) | BPS 9600 |
OK / オーケー | OKやエラーメッセージの表示有無を切り替える(数、1:表示、2:非表示、省略で1) | OK 2 |
I2CR / アイ・ツー・シー・リード | I2Cで周辺機器から読み込む I2Cアドレス、コマンド送信アドレス・長さ、受信アドレスと長さ(コマンド送信が1byteの時数3を省略可、コマンド送信が0byteの時数2/数3を省略可) | R=I2CR(#50,#114A,2,#114C,2) |
I2CW / アイ・ツー・シー・ライト | I2Cで周辺機器に書き込む I2Cアドレス、コマンド送信アドレス・長さ、送信アドレスと長さ(数4/数5は省略可、コマンド送信が1byteの時数3を省略可) | R=I2CW(#50,#114A,2,#114C,2) |
IOT.IN / アイ・オー・ティー・イン | sakura.ioモジュールから受信した数を一つ読み込む | R=IoT.IN() |
IOT.OUT / アイ・オー・ティー・アウト | sakura.ioモジュールへ数をチャンネル0で即時送信する | IoT.OUT 100 |
WS.LED / ダブリュー・エス・エル・イー・ディー | 配列の先頭から緑赤青の順に設定された値でLEDに接続されたWS2812Bを数1の分光らせる。数2を指定するとその数だけ繰り返す。 *ver1.4以上 | WS.LED 3 |
SWITCH / スイッチ | 画面表示をテレビと液晶とを切り替える(数1 0:テレビ、1:液晶)、数2で液晶の濃さを指定 | SWITCH |
USR / ユーザー | 数1で指定されたアドレスのマシン語(Arm Cortex-M0)を数2をパラメータとして呼び出す(数2省略で0) | A=USR(#700,0) |